幽霊はいるよ。見えるし、触れるし、声も聞こえるさ。しかし存在はしない。――姑獲鳥の夏
そもそも
幽霊とは、幽かな霊(カスかなレイ)――
霊とは
気とかと同じで
見えない,触れない具体がないモノ表す抽象語です。極論を言えば
空気と
幽霊は同じモノ(認識,概念)です。見えないし触れない。けれど、エネルギなど物理として存在するモノ。
当然、人の心や魂も見えませんから
霊です。そして死ねば動かなくなり
幽かになる。だから
幽霊。
僕個人は、
幽霊=死後の某という式はとても気に食わない。別に悪いわけではないし、間違ってもいない。けれど、上記の通り
幽霊とは抽象した認識なのです。
それをあたかも
阻害する恐怖(霊=悪とも限りませんが)、としてのみ立脚させるのは国語(言葉,認識)としてどうなのか、と思う。
可愛いという表現が対象を無意識に見下しているのと変わりません。
幽霊に本当も嘘もありません。だって人間の認識(抽象)なのですから、人類が滅びない限りは幽霊はどこにだってあります。しかし
居るわけではない。
だって具体がないのが霊なんですから。
FC2トラックバックテーマ 第545回「幽霊っていると思う?」