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映画「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」を見てきた このエントリーをはてなブックマークに追加

アバンが見せ場

アバンのバズーソからOP,グリフィスと一騎打ちして入団…までは面白かった。
構成やカメラワークがとてもハリウッド映画っぽかった。
しのごの言わずまず激しい視覚で攻める感じ。
アニメらしからぬ被写体y軸を回るカメラワークが多かった。
1カットでカメラでよったりはなれたり、また広角で格好いい構図、視覚効果は文句ない描写だった。
ただ3Dで作ってる場面と2Dで作ってる場面の質感差があって連続した場面では違和感がある。
フレーム数が違う動きとか。
OPが映画で描かれないシールケとか黒い剣士とか初見置いてけぼりファンサービスで笑った。

改変と省略

どうして改変したのかわからなかった場面もちらほら。
ガッツが入団して初のしんがりが全カットなのは尺の問題でしかたないとは思う。
しかし、黒羊の1騎駆を謝るガッツに「おまえのそういうところも策のうちさ」と言わず「おまえは俺のために戦え」とか、社交の狩りでグリフィスとシャルロットが会話してるのを遠くで見るキャスカが無い、ユリウスが息子にタオルを渡さずただの暴君になってる、などなど。
細かいところを言えば、グリフィスの暗殺毒矢で、ガッツたちがグリフィスにかけよってそれに気づいたグリフィスが歩いてるところを打たれてるのに打たれた事実に誰もノーリアクションでガッツがシャルロットに「矢はどこから飛んできた?」とかいやいや暗殺に無反応かつおまえ見てたじゃねえか…とw
ユリウス親子の情緒など丸カットなので、どうして暗殺においてガッツが迷ったり殺したあとにふらふらしてるのかがさっぱりわからない。
ガンビーノとのくだりも回想の映像だけでしかも場面描写というより人物をただうつしてるだけで原作を知っていても描写が何の意味なのかわかりづらいくらいだったので、ガッツとユリウス息子との関連性も皆無、ただ意味もなくへたれたガッツがいるだけだった。
グリフィスの「夢と友」語りにショックを受けてガッツが去ってくとこで終わるんだけど、何故かキャスカが「おい行くぞ」とガッツに声をかける何の意味があったんだ?あの時点ではまだガッツとグリフィスの世界であってガッツが去ってくとこに何かを聞きたいキャスカがいるべきだったのでは?

せっかく殺陣が格好いいのに、人間ゾッドとガッツの戦いがゾッドの噂説明セリフと平行してあっさり流されたのが残念。あそこはもう少しひっぱって良かったんじゃないか?
使途ゾッドになってもそのありえない姿を見て驚きおびえるガッツのカットもなく「ありえない」とか言ってるけど演技も描写も全然ありえないと思ってないところがもう駄目駄目。
グリフィスとガッツがゾッドの腕を斬るとこはすげえ格好よかった。
殺陣のカット割と描写は本当に素晴らしい。

声優

旧アニメを知ってるからこそ、特にガッツとグリフィスの軽さが残念すぎる。
特にグリフィス。
ただの優男でカリスマ性も何もあったもんじゃない。
「これでおまえはおれのものだ」は絵の作りもあってすげえ軽くて思わず笑ってしまった。
アバンでガッツの様子を見てたグリフィスの絵は最高だったのに、どうしてさらっと流して描いてしまったのだろうか…。
森川智之は偉大だ。
他にも軽いと言えばゾッド。
絵は格好いいのに声が軽くて、しかもガッツもさして驚いた様子も見せないから凄い場面,展開なはずなのに全然びしっとこない。
コルカスもただのおっさんであの憎たらしさはいったいどこにいってしまったのだ…。
ユリウスの小山力也には笑ったぞ。全然暴君じゃねえw
あと大塚芳忠も唐突だったw
キャスカは声質は良かったと思う。宮村優子じゃ甘すぎる…という評価もあるし、こういうキャスカこそ望まれていたのか…とは思う。しかし演技は地味というか…全員に言えるが全体的に軽く物足りない。

音楽

音楽も凄くがんばってるけどうるさいだけだった。
もっとただストリングスの白玉だけで静かに埋めるだけな場面でも良かったのでは?
見せ場でもないとこでやたらうるさいしかもよくわからんとこで8分16分で動いて耳障りなひっかかりがあるテーマ曲がどんどん流れてうんざり。
Pizzの曲が2回流れてたけど説明と深刻の両立にこれはないわ…という使いかただった。
ゾッド戦では、戦いとゾッドがベヘリットに驚く場面が連続して音楽が1曲でくくられていたのでベヘリットの驚愕、そして謎の核心って感じが全然しなかった。
ゾッドがベヘリットに気づいて驚くとこは音楽止めるべきだったんじゃね?

総評

しんがり全カットしてもいいけど、ガッツがグリフィスの歳とか夢とかに圧倒されて自分の数年はなんだったのか…という葛藤もカットしたのは間違いだと思う。
尺は90分程度でよくまとめたとは思うが、グリフィスとシャルロットを見てるキャスカなど、ここでこの人物1カットがあればそれだけで違うのに…という場面も多くて、殺陣の気合いに反して人間関係の情緒に欠ける。
数カットさしても尺が凄いのびるってわけでもなかったのに、しかも原作にそういうカット割のヒントはちゃんとあったのに何故無視したのか。

全体的に作りが若い。
無駄に派手な音楽、無言の表情で語るカットの無さ、声優陣の軽さ…これまで積み重ねた原作の歴史というよりも、うまいこと簡素に仕上げたハリウッド映画という感じ。
殺陣は素晴らしい。
現代のアニメ技術で奇麗で格好いい映像だけど初見にはわからない描写と原作にしかありえない情緒と、ダークナイトくらいのものを期待してたので残念だった。
アバンは興奮しながら見てたけど、毒とか汚さとかが無い…悪くないけど名作じゃなかった。

未分類 [ 2012/02/04 18:58 ]


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