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坂本真綾「光あれ」マスタリングの違いを比較してみた このエントリーをはてなブックマークに追加

比較したのは異なるCDタイトル2枚。 少年アリスeverywhere
比較方法は坂本真綾「約束はいらない」マスタリングの違いを比較してみたと同じ。
2枚のCDをリッピングして、apple Logic ProのプラグインMultiMeterで表示。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21670404

動画の見方

左に見える棒グラフは周波数ごとの音量。
x軸が周波数でy軸が音量。
グラフの色は、水色が少年アリスeverywhereの重複してる音量。青色が少年アリスのほうが大きい音量。灰色がeverywhereのほうが大きい音量。

右のグラフ

右に2本1組で2つ並んでるのは、ステレオの総音量。上部の青色がPeak。下部の水色がRMS
左が少年アリス。右がeverywhere

少年アリス > 越えられない壁 > everywhere

両者を比較すると、少年アリスは高音が奇麗で歌声がはっきり聞こえる。 everywhereはベースやギターが大きく聞こえる、というより歌声が少し小さくこもってる感じ。その理由は主に2点。

1点目

左の周波数グラフを見ると、音域(周波数の数値)が低い箇所の音量が大きいのはeverywhereで、500hz前後もeverywhereのほうが大きい。
対して少年アリスeverywhereに対して万遍なく大きい。そして特に2000hzから8000hzは少年アリスのほうが大きい。これが少年アリスが圧倒的に勝っている理由。
というのも、音響には等ラウドネス曲線という考えがあって、人の耳は3000hz前後の音が1番大きく聞こえるようになっている。最近のTV番組や映画などはこれをデジタルで管理して、等ラウドネス曲線にもとずく統一規格で調整されている。 everywhere少年アリスにあった音が無くなっているわけで、しかも、無くなっている音域(周波数)が3000hz周辺なのだ。

2点目

everywhereは聞こえやすい音が小さくなったのに、右のグラフである総音量、RMSは少年アリスより大きい。-10dBFSをこえてる時もあって無駄に大きすぎる。つまり、聞こえやすい音が小さくなって相対的にそれ以外の音が大きくなっているのに、更に音源(データ)の音量も実際に大きくしているから、少年アリスと比較するとごちゃごちゃした印象になってしまう。 坂本真綾「約束はいらない」マスタリングの違いを比較してみたと同じeverywhereの問題点。劣化。
ベストアルバムだから曲数も多く、単純にコンプリミッターで音量調整だけのマスタリング作業だったのだろう。
RMSはeverywhereのほうが大きいのに、peakは少年アリスのほうが大きいということは、everywhereのほうが音を潰しているわけで、音を潰すと低域(低い周波数)の音が大きく聞こえたり汚く聞こえたりしやすくなるのだが、3000hz前後はeverywhereのほうが小さく、つまり聞きやすい調整をしていないということ。 少年アリスがベースなど中低域が小さく弱いミックスならこの処理もわかるのだけど、少年アリス自体が過不足ないバランスだから、ただそれを崩しただけの劣化版になってしまっているのがeverywhere

総評

この記事で改めてCDを買おうなんて人はいないだろうけど、光あれ目的でCDを買うなら、everywhereじゃなくて少年アリスを買うべき。
というか、everywhereに収録されている曲は、それぞれ先に収録されたアルバムを買ったほうが良い。everywhereはベストアルバムという体裁だが、収録曲がベストなだけであってマスタリング(音質)はベストにほど遠い劣化版。
といっても、オーディオ機器に金をかけた環境でもない限り違いは気にならないし、比較せずぱっと聞いた時に違和感をもつことはない小さいな差ではあるのだけどね。

感想(考察) [ 2013/08/25 00:14 ]


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